キーケースの作り方 第2弾

フリーマン太郎

2010年12月19日 08:43

キーケースの作り方第2弾です。
今回からは縫いの作業に入ります
革は厚みがあり直接針を刺すことができないため、まず穴を開けます。
コンパスに似たバインダーという道具で縫いたい場所に印を付けます。
その後、菱目で穴を開けますが、私の場合、革と革のつなぎ目から開けていきます。
つなぎ目全部に菱目を打ったら、外周すべて菱目を打ち込み縫縫っていきます。










針に糸を通します。
私の場合、準備する糸は縫う長さの4倍を取っています。
今回はビニモ0番を使用しています。
1、針に糸を通す。
2、糸の端から2cmのところに針を刺す。
3、糸の端から1cmのところに同じように針を刺す。
4、糸を完全に突き通し、送り出すと下の写真のようになります。
5、縫うときに糸の重なった部分に抵抗が出るのでボリュームを抑えて下さい。
  (1本の糸の様になります。)
6、逆の先端も同じように針を通してください。
これで、縫い始める準備ができました。













縫い方については、私の場合
1、吟面に針を通す。
2、通した針の糸を手前に引く。
3、引いた糸の後ろから床面の針を通し縫い進めます。
※以前まで菱目の穴に針を重ね2本通し縫っていましたが、縫い目が汚くなるので、1本ずつ通すようになりました。ちなみに革の重なり部分は二重に縫っています。









全て縫い終えたら、糸を数ミリ残しカットします。
カットした数ミリをライターで炙ると玉になりますので、玉を熱いトロトロのうちに抑えて潰し、縫いの作業は終了です^^



←重なり部分は二重です。



コバの仕上げは第3弾で送ります。





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